みなさん(^-^)
だんだん朝晩寒くなり、体調崩していないでしょうか。
いよいよ、今週末10月6日、7日
刃物祭りが開催されます。天気がビミョーですが、
みんなに来てもらえたらとても嬉しいです*。ヾ(。>v<。)ノ゙*
早速本題に入ります。
今回のテーマは超音波カッターの刃が出来るまでです。
ちなみに超音波カッターとは・・・
こんな感じの商品です。
刃に約40kHzの超音波振動を加えることで切れ味がすごく良くなる商品です。
カッターナイフではなかなか切れないプラスチックなどの固いものも、スパッと切れてしまう
優れものヾ(≧▽≦)ノ
この超音波カッターには従来0.4mmの厚みの刃が搭載されていたのですが、
より薄いカミソリの刃にしたらどうなる?・・・という事で
超音波メーカーと共同開発が始まったのがきっかけです。
搭載する刃はどんな刃でもいいって事はもちろんなく、
刃にかかる超音波振動の周波数が一定の範囲に入らないと切れなかったり、
割れてしまったりします(´Д`)
既存の0.4mm厚の刃と同形状の薄い刃のサンプルを作成し、ミリ単位で長さを変えた
サンプルを更に20種類ほど作成!!
その中で最も適した周波数となる刃を選定し、結果として従来の刃より
「軽く切れる」、「切断面がキレイ」を実現し、製品化となりました*。ヾ(。>v<。)ノ゙*
左記をご覧ください
現在はさらに研究が進み
4つのタイプの刃が製品化されています。
今回の 開発は当社で量産している薄刃から切り出すことで作成している為、
製造ライン投資はほぼ0円(^-^)
専用冶具を作成したが10万円程度の投資で刃の選定までいけました。
薄刃のオリジナル形状をゼロから設計を行うと1,000万円程度の投資が必要なことを
考えると、既存の刃を追加工する開発は非常にリーズナブルです。
(上記開発は当社既存の刃より小さい事が条件)
小ロットでオリジナル薄刃を作成したい方がいれば是非お問い合わせください。