こんにちは。
皆さんは「モネの池」をご存知でしょうか。
2015年頃から突如SNSを通じて有名になった岐阜県関市のとある場所にある池です。
非常に透明度が高くキレイな様子が、かの有名な画家モネの絵画を彷彿させることから
モネの池(通称)と呼ばれ、多くの観光客が押し寄せているスポットです。
この池から約160mは離れたところにトイレが設置されているのですが、このトイレの表示が少し変わっています。
左上のイラストのうち、両サイドはそれぞれ「男性」「女性」を表していることがわかります。
その間に見かけないカラフルな人の形をした表示があります。
この表示の意味、何かわかりますか?
実はこれ「LGBT」の方に配慮した案内表示なんです。
LGBTとは性的少数者のこと、昨今メディアでも取り上げられることが多く、聞いたことがある方は多いと思います。
「だれでもトイレ」とはその名の通り、誰もが気兼ねなく使えるトイレのことです。
老若男女問わずは勿論、それだけでは使いにくい方にも使っていただければとの思いから、
こういった表示をすることで使用を促しているのだそうです。
世の中には自分の視野だけでものを考えていると到底思いつかないことが多くあります。
また自分が知らないだけで、困っている人も大勢います。
製品のメリットが必ずしも全ての人のメリットとは限らず、その逆も然りだということを感じました。